HONDAのFREED
2017年2月14日
日常+レジャーに使いやすいワンボックス
5人以上が乗れるワンボックスと言うとボディサイズが大きすぎ、日常的な用途には使いにくい欠点があります。
その点フリードは全長・全幅共に取り回しやすい5ナンバーのサイズに抑えており、日常用途に使いやすくなっています。
一方、室内の高さを活かして窮屈になりがちな3列目のシートにも余裕を持たせるなど、多人数乗車にもストレスを感じさせない設計は、家族や友達などとの旅行にも活躍してくれることは間違いありません。
おすすめはHonda SENSINGタイプ
ガソリン車の最上位グレード、ハイブリッドの中間グレードに設定されているのがHonda SENSING標準搭載タイプです。ミリ波レーダーと単眼カメラで前方の道路状況を確認、緊急時の自動ブレーキのほか、日常使用と高速道路での走行でドライバーの状況認識を手助けしてくれます。
先行車発進お知らせ機能がうれしい
信号待ちなど、前の車が発進しても気づかず停車したままだと「ポーン」と音を鳴らして教えてくれます。後ろからクラクションを鳴らされて慌てる場面を減らしてくれるのではないかと思います。
他にも重要な道路標識の存在を教えてくれるのも、安全運転に役立つでしょう。
高速道路でのサポートがうれしい
先行車との車間距離を保ってくれるアダプティブ・クルーズ・コントロールや、車線をはみ出さないように警告、ステアリング操作を支援してくれる車線維持支援システム・路外逸脱抑制機能は長距離のドライブで威力を発揮してくれるでしょう。警告が頻発するようになったら疲れているのでパーキングエリアで休憩しましょう。
自動運転ではないけれど、未来感のあるドライブが楽しめるはず
車線を維持するシステムでは、車の側で軽くステアリングを切ってくれる機能があります。自動操縦じみてますが、これはドライバーに危険が迫っていることを伝えるのが目的。状況によって車の側から積極的に働きかけてくれるSFっぽさは運転を楽しくしてくれるはずです。
過信は厳禁
先進的でワクワクするHonda SENSINGですが、夜間や雨天時、道路標識に似たマークや白線と紛らわしい雪の筋などがある、といった状況下では正しく働かず、また歩行者の検知も、傘などで頭が隠れていたりすると認識できないなど、まだまだ発展途上の技術でもあります。ドライブを主導するのは常にドライバーであることを心にとめておきたいですね。