普通車を超える室内長にヘッドアップディスプレイ!最先端の魅力が詰まったワゴンR

2017年3月23日

日常+レジャーに使いやすいワンボックス

ワゴンRは登録車で一番売れているプリウス(2110㎜)を30㎝も超える室内長をもっています。この広さは2017年2月時点で軽ワゴンNo1。長距離のドライブでも快適に過ごせそうです。

スズキらしい収納の細やかさ

傘から滴る雨水は車の外に排出される工夫が光ります。

買うならハイブリッドの「セーフティパッケージ」装着車!

今回のワゴンRは、セーフティパッケージ装着モデルがとにかく魅力的です。

レーザーレーダーと単眼カメラで自動ブレーキをはじめとする運転支援機能が充実しています。

  • 単眼カメラにより車両だけでなく歩行者も検知。
  • 前方衝突警報機能は時速15㎞~100㎞までをカバー。
  • 緊急時の自動ブレーキ機能は時速5km~100㎞。
  • 踏み間違いなどによる急発進の抑制機能。
  • 車線を検知し、車線の逸脱やふらつきを検知して警報。
  • 信号待ちなどで前の車が発進したのに気づかない時のお知らせ機能。
  • ヘッドライトのハイビームとロービームの自動切換え
  • 高速走行時の急ブレーキでハザードランプを自動で点滅させるエマージェンシーストップシグナル
  • 急ブレーキ時のブレーキアシストや横滑り防止システム
  • 軽自動車では初のヘッドアップディスプレイ

など、最先端技術がてんこ盛り。日常の「足」として使うからこそ、安全と快適は妥協できません。

ヘッドアップディスプレイが魅力的です

ヘッドアップディスプレイは、これまではごく一部の車種・グレードにしかありませんでした。軽自動車のジャンルで装備されるのは初。

視線を前方からほとんど移動させることなく速度や自動ブレーキの警報を確認することができます。

メモリーナビのメーカーオプションを付けると交差点案内も表示されます。

ヘッドアップディスプレイの利点の一つは、通常の計器パネルよりも遠い位置に表示が見えるので、老眼などで目の焦点調節機能が低下しても負担が少ないことが挙げられます。

走行性能をライバル車と比較

軽自動車はエンジンが小さい分、どうしても非力さを感じてしまうことが多いものです。そんな中で、ワゴンRはどれほどの走行性能を秘めているのか、ダイハツムーブ、ホンダN-BOXと比較してみました。

まずは車両重量。軽い順に

  1. ワゴンR 750~790kg(2WD)/800~840kg(4WD)
  2. ムーブ 820~870kg(2WD)/880~890kg(4WD)
  3. N-BOX 950~1000kg(2WD)/1000~1050kg(4WD)

エンジン出力は、大きい順に

  1. N-BOX 43kW/7300rpm(ノーマル), 47kw/6000rpm(ターボ)
  2. ムーブ 38kw/6800rpm(ノーマル),47kw/6400rpm(ターボ)
  3. ワゴンR 38kW/6500rpm(エンジン), 2.3kW/1000rpm(モーター)

トルクは、太い順に

  1. N-BOX 65N・m/4700rpm(ノーマル), 104N・m/2600rpm(ターボ)
  2. ムーブ 60N・m/5200rpm(ノーマル), 92N・m/3200rpm(ターボ)
  3. ワゴンR 60N・m/4000rpm(エンジン), 50N・m/100rpm(モーター)

となっています。(2017年2月時点、各社のカタログより調査)

一般的に、車は軽くてエンジン性能が良い方がきびきび走れ、燃費もよくなります。また低速トルクが太い方が街乗りには向いていると言われています。ワゴンRはムーブより約70㎏、N-BOXより約200㎏も軽いのが特徴ですね。N-BOXは重いですがその代わりエンジン性能も他2社より高くなっています。

エンジンについては、ターボではムーブの方がワゴンRより上ですが、ノーマルエンジンではムーブとワゴンRには大きな差はありません。回転数の少ないところで最大出力・トルクが出るワゴンRの方がわずかに有利かもしれません。ワゴンRのハイブリッドタイプ(FX,FZモデル)では、このエンジンに加えて加速をアシストするモーターがついているので、加減速の多い街乗りでは快適さが向上することでしょう。

もっとも、車の魅力はこれだけでは語れません。実際にお店に出かけて、試乗して、ご自分の目で見極めていただけたらと思います。